七夕デートの夜 [ちいさなおはなし]
季節もので1枚描いてみました。
ほんとは、スクショ付きのおはなしのほうが先に出来ていて、七夕ネタはそれで終わりにするつもりだったんですが、最後のシーンをながめていたら、なにやらムクムクとお絵描き熱が……。
(描いている途中で、ちりがみさんにわたしの行動を言い当てられてて、ちょっとドキッとしました^^)
2人の下半身が途切れているのは、単に手抜きであって、ユーレイとかそういうことではないです。
前回の女将と板前じゃないですが、和服の2人がなにやら新鮮でした。
身につけているhatアイテムのお値段が、そのまま2人の格差をあらわしているということで……。
それでは2人の七夕デートのてんまつをどうぞ。
うららか春の歌まつり act.1 ~ユニット結成!?編~ [ちいさなおはなし]
ある日のこと。塔の家の面々が塔の居間に集まっていると、息を切らせたココアが駆け込んできました。
ココア 「見て見て! これ、今、町でもらってきたんだけど!」
ココアの手には1枚のチラシ。
また何やら気になるものを見つけてきてしまったようです。
モカ 「ココアさん? 外から帰ってきた時は、まずうがい・手洗いをですね……」
ブランシュ 「へーっ、何ナニ? のど自慢大会?」
しかめっ面のモカを押しのけて、ブランシュが身を乗り出します。
ココアが持ち帰ったチラシには、こう書いてありました。
ココア 「見て見て! これ、今、町でもらってきたんだけど!」
ココアの手には1枚のチラシ。
また何やら気になるものを見つけてきてしまったようです。
モカ 「ココアさん? 外から帰ってきた時は、まずうがい・手洗いをですね……」
ブランシュ 「へーっ、何ナニ? のど自慢大会?」
しかめっ面のモカを押しのけて、ブランシュが身を乗り出します。
ココアが持ち帰ったチラシには、こう書いてありました。
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~春の歌まつり参加者募集!~
きみの美声をうららかな春の風にのせよう♪
・参加人数1人から ・年齢自由 ・飛び入り歓迎!
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~春の歌まつり参加者募集!~
きみの美声をうららかな春の風にのせよう♪
・参加人数1人から ・年齢自由 ・飛び入り歓迎!
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シロツメクサの花冠 / 祝・4000nice! 【素敵いただきもの】 [ちいさなおはなし]
これはまだ、ガレットが塔の家に来たばかりの頃のおはなしです。
【1】
その頃のガレットは、まいにち自分の部屋にとじこもり、ふさぎこんでいました。
彼女の家は元は裕福な上流貴族。両親や、たくさんの使用人たちと、何不自由ない暮らしをしていましたが、ある日、財産関係のトラブルから家が没落し、一家離散。
ひとり娘のガレットは、遠い親戚のつてをたどり、この塔の家に身を寄せることになったのです。
報われない僕ら②~腕試し!編~ [ちいさなおはなし]
←「報われない僕ら①~修行開始!編~」
修行をはじめて間もないブランシュですが、思い立って"怪物の山"に腕試しに行くことにしました。
ブランシュ 「やっぱり実践あるのみ! だよな」
町外れにあるその山は、あまたの怪物(モンスター)がうようよしている、いわば狩りのメインスポット。そんなところに、まだまともに技もかけられない彼がおもむくということ自体、無謀です。しかし、そんなことも知らない彼は、意気揚揚と山道をのぼっていきました。
ブランシュ 「さあ! どこからでもかかってこいや!」
(根拠のない)自信だけは一人前です。
修行をはじめて間もないブランシュですが、思い立って"怪物の山"に腕試しに行くことにしました。
ブランシュ 「やっぱり実践あるのみ! だよな」
町外れにあるその山は、あまたの怪物(モンスター)がうようよしている、いわば狩りのメインスポット。そんなところに、まだまともに技もかけられない彼がおもむくということ自体、無謀です。しかし、そんなことも知らない彼は、意気揚揚と山道をのぼっていきました。
ブランシュ 「さあ! どこからでもかかってこいや!」
(根拠のない)自信だけは一人前です。